オンラインツールを駆使してテレワーク!
インターネット環境が整っていれば自宅以外でもテレワークができ、働く場所が複数にわたることもあります。こうした働く場所が定まらないことも、セキュリティ対策が必要な理由の1つです。 会社ではセキュリティ対策のためにさまざまなツールが導入されていることが多いですが、テレワークとなると個人の心掛け次第になる部分もあります。会社は関係者のみが集う場所ですが、テレワークになると会社関係者以外もPCを覗ける場面があるからです。セキュリティ対策が甘いと、情報漏洩や会社の信用問題にも影響します。テレワークを行うのは特定の場所のみと定められているならまたセキュリティ対策は違ってきますが、そうではないケースが多いでしょう。テレワークの際の情報漏洩などは個々の心掛けのみで防げないこともあるため、より強固なセキュリティ対策を取る必要があります。
テレワークを安全に行う際は、仕事をする場所によっても起こり得るリスクが異なります。テレワークを行う代表的な場所の1つが自宅です。一人暮らしで完全に自分だけしかいない環境で仕事をするなら、他社からのPC覗き込みのリスクはかなり抑えられます。Free Wi-Fiは盗聴のリスクなどがある一方、自宅のWi-FiはFree Wi-Fiよりもリスクが低いです。しかし、パスワードを総当りで特定されてしまうこともあり、そうなると直接PCを覗かれなくても情報が漏洩したり乗っ取りなどのリスクも生じます。 この他にも、コワーキングスペースなど自宅以外でテレワークをする方も多いと思います。そこではWi-Fiをはじめテレワークのための環境が整っているため便利ですが、不特定多数の出入りは容易です。覗き見や盗聴などのリスクがまったくないとは言い切れず、共用Wi-Fiを介してマルウェア感染などの可能性もあるようです。
「リモートアクセスツール」は、テレワークの際のおすすめセキュリティーツールの1つ。外部から社内ネットワークにアクセスする際に使用するツールです。「リモートデスクトップ方式」は、会社にあるPCのデスクトップ画面をテレワーク場所のPCに表示できるようにするものです。もちろん操作も可能なため、別途でテレワーク用のアプリをインストールせずに会社と同じ作業ができます。 「仮想デスクトップ方式」は、会社のサーバーに仮想デスクトップ基盤「VDI」を構築することでサーバー上で一元管理を行い、リモート操作を可能にする方式です。テレワーク場所にある端末自体にはデータがないため、もしもサーバー攻撃にあった場合も情報漏洩などのリスクを抑えられるのです。 「統合脅威管理ツール」は、「ファイアウォール」や「アンチウイルスソフト」など、さまざまなセキュリティ機能を併せ持つツールです。「DataDeck」は、高度な専門知識がなくても設定が容易であることに加えて、社内外にスムーズに情報共有できる機能も備えています。 「IT資産管理ツール」は、PCを始めとするハードウェアをはじめ、業務で使用するアプリやセキュリティツール、ライセンスなどを集中管理できるツールです。アップデートの実施や使用状況の検査、不正使用があった際には使用停止という操作も可能です。 これらをはじめ、セキュリティツールはさまざまなものがあるので、目的に合うツールを選択して安全にテレワークを実施しましょう。
3密を防止できる「オンライン研修」 アフターコロナで働き方に変化が起きている | |
フリーランスで案件を探すなら「レバテックフリーランス」 IT業界への転職希望者が増えている | |
テレワークに必要&便利なツール オンラインお仕事ツール |