これからの働き方に欠かせない「オンライン」と「テレワーク」

新型コロナウイルスの世界的な流行により、これまでの働き方が継続できない状況に追い込まれました。大きく変化した環境に適応するためには、現状維持に固執せず新しい働き方を積極的に導入していく必要があります。テレワークが可能な業務であれば、オフィスと自宅のデスクトップ環境を同じにすることで、これまでと全く変わらないパフォーマンスを発揮できるでしょう。固定電話や会議なども、オンラインツールを上手に活用すれば問題なく対処できます。

新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークを導入する企業が急増しています。これまでテレワークに積極的ではなかった企業も、テレワークの必要性に気づきはじめています。テレワークには、「自宅で業務を行う在宅勤務」「自宅外の場所で業務を行うモバイルワーク」「サテライトオフィスに出勤して業務を行うサテライトオフィス勤務」という3つの形態があります。テレワークの導入は、企業にとっても、従業員にとっても大きなメリットがあります。

テレワークが推進されている状況の中、困惑している人が多いのが営業の分野です。営業は対面で行うことこそが重要だと考えられてきたため、オンライン商談ではこれまでの訪問営業のノウハウが生かせず成約率が上がらなくなる可能性があります。オンライン商談を成功させるコツは、アポを獲得するまでのスピード感を高めることと視覚に訴える資料の準備を丁寧に行うことです。商談後のフォローは、商談の記憶が鮮明な当日中に行うようにするといいでしょう。

「密閉」「密集」「密接」の3密を避けるための新しい働き方が模索される中、オンライン研修を実施する企業が増えています。テレワークの普及が進んでいけば、研修のオンライン化はさらに広がっていくでしょう。オンライン研修は社内における教育格差を小さくする効果がある反面、別の場を設けないなら従業員同士の交流の場が減ってしまうという難点もあります。オンライン研修の多くは、Web会議システムや動画配信サービスなどを使って実施しています。